事例4

障がい名脳性麻痺
操作する部位左足
使用する機器
・ソフト
Hearty Ladder、
棒スイッチ
支援内容Hearty Ladderの
「1ボタンスキャンモード」、
棒スイッチでパソコンの
文字入力、インターネット閲覧、
LINE操作。  
足元のスイッチで文字入力をしているところ。

どんなご相談でしたか?

 脳性麻痺で、手を自由に動かすことや、自分で移動することができない方からです。手動の車いすに乗っていて、日常の介助はヘルパーさんが行っていたので、伝えたいことがたくさんあったけど、なかなか伝わらないことがあって、困っていました。
 2年前までは、台に取付けたジェリービーンスイッチツイストを足で操作し、オペレートナビで文字入力ができていたのですが、久しぶりに使うと、スキャンスピード(選択するスピード)が速すぎて使えなくなっていました。
 パソコンで文字入力がしたいという相談でした。

どんな支援をされたのですか?

 Hearty Ladderで1ボタンスキャンモードをご提案しました。
 50音や機能の付いたパネル上を、選択枠が自動で移動し、1つのスイッチで選んで入力するHearty Ladderの1ボタンスキャンモードを試していただきました。
 腕、ひざ、かかと。自分のタイミングでスイッチが押せる部位とスイッチの種類の選別を繰り返し、棒スイッチの棒の部分を外した(芯の部分だけが残る)形のスイッチを左足で操作するのが、1番操作しやすかったので、その方法でスイッチを押し、文字入力の練習をしました。

支援後の様子を教えてください。

 練習を繰り返すことで文字を入力することができ、訪問時には、毎回、長文のメッセージが書かれていました。訪問されるヘルパーさんへの要望など、思っていることを文字にして伝えられるようになりました。
 「インターネットがしたい。」という要望もあり、HeartyLaddeのWeb操作機能で、見たい動画を自分で再生できるようになりました。
 LINEの操作ができれば、外との連絡に使えると、現在練習を続けています。
            クリップアーム棒スイッチOMの画像           

スイッチを操作して、文字入力をしている画面。最後が残念・・・涙
スイッチを操作しているところ

ご相談者の感想です。

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